瀬戸内国際芸術祭2019(粟島):Setouchi Triennale 2019 in Awashima

 10月16日、粟島、高見島、本島の三島に瀬戸内国際芸術祭2019を見に行ってきました。
 前回の女木島、男木島と違い、素晴らしい快晴に恵まれました。
 高速船だったので結構揺れが大きく、デッキに出ると波しぶきがかかりましたが、この辺りの瀬戸内の島々を望む景色は実に素晴らしく、1988年に全線開通した瀬戸大橋も景観の中に溶け込んでいました。
 個々の芸術作品だけを鑑賞するだけではなく、このような自然、及び瀬戸内の島々の歴史や文化を感じながら芸術祭を楽しむ、という意味が分かったような気がしました。
 粟島の写真を載せます。徒歩で廻りましたが、連絡船の時間の関係で、速足での鑑賞になってしまいました。

高速船の波しぶき、小さな漁船、瀬戸大橋と島々、青い空と白い雲

粟島海洋記念館(日本初の海員養成学校跡)を船から望む

瀬戸内海底探査船美術館プロジェクトの一つ

種は船プロジェクト

粟島海洋記念館

粟島海洋記念館内部:TARA
タラ号は「気候変動や海洋汚染の生態系への影響を調査し共有する」科学探査船。
その活動記録や、タラ号乗船アーティストの作品を鑑賞し、疑似体験をする。
海底の汚染を表現
 クジラとプラスチックごみを表現
 死滅しつつある海洋生物を表現

粟島芸術家村:洞窟と壁画
 壁画

展示物ではありませんが、民家の前に見事な花が咲いていました。

思考の輪郭

過ぎ去った子供達の歌
(廃校になった小学校の運動場にて)
 (校舎の中にて)
 (校舎の屋上から、向かいに見えるのは四国本土)

ナイト&ディ(人生は続く)/この家の貴女に贈る花束

ヒキコモリ
 この潜望鏡から島外の様子を望めます。

展示作品ではありませんが、港にある「ピンコロ地蔵」
お婆さんがお賽銭をあげて拝んでいました。

 小さな島で、作品展示も多くはなかったですが、多くの観光客が訪れていました。
 外国人観光客も多かったですが、皆さんすごいエネルギーですね。

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